「化粧水、乳液あわせて使ってるのに乳液だけ余ってしまった…」
「余った乳液の使い道はどうしたらいいの?」
こんな時、みなさんはどうしていますか?
同じ種類の化粧水をまた買ってくる?そのまま放置する?
僕は放置してしまうことが多かったです…。
乳液は「顔だけにしか使えない」と思っている方も多いかと思います。
しかし、乳液には意外な使い道がたくさんあるんです。
本記事では月数万円以上スキンケアを買って試している元美容師の僕が、余った乳液の意外な使い道とその方法について詳しく解説しています。
- 余った乳液をどうすればいいか悩んでいる人
- 乳液をすっきり使い終わりたい人
- 乳液の意外な使い道を知りたい人
乳液だけ余ってしまった!という方や意外な使い方を知りたい方は是非、本記事を参考にしてみてください。
乳液の正しい使い道は?基本を解説

乳液の主な役割として「潤いにフタをする」役割があります。
化粧水だけのケアで終わりにしてしまうと、化粧水は成分のほとんどが「水」でできているため、すぐに蒸発していってしまいます。
乳液には「油分」が化粧水よりも多く含まれており、人工的に人間の皮脂膜の役割も担ってくれるため、「与えた潤いを逃さない」働きもあります。
これらを踏まえて、乳液は化粧水の後の顔に使うというのが最も正しい使い方と言えます。
▼男性で、「そもそもスキンケアの正しい順番がわからない」という方はこちらの記事でまとめています。

余った乳液の意外な使い道と使用方法を詳しく解説

乳液は、顔にしか使えないと思っている方が大半です。
お肌を柔らかく、しっとりとさせてくれる乳液を、余ったからといって放置してしまうのは勿体ないです。
本章では、僕自身がいつもしている余った乳液の使い切り方法を紹介します。
また、巷で実践されていた方法も紹介しています。
余った乳液の使い道①ボディミルクとして贅沢に使用

顔に使ったけど使用感が気に入らない、肌に合わなかったという乳液も、ボディミルクとして使うと案外使えるといったことも多いです。
特に乾燥する時期には、こってりした高保湿のボディクリームを塗る前に乳液を塗るのも良いかもしれませんね。
僕は、冬場になると特に指先が乾燥します。
ささくれや赤ぎれもひどく、ハンドクリーム代わりに余った乳液を使っています。
男性ですとハンドクリームのベタつきが気になってハンドクリームは使わないという人も多いと思います。
ですが、乳液だったらハンドクリームよりも、ベタつきも少なく肌にスッと馴染んでくれるので、おすすめです!
余った乳液の使い道②お風呂に入れてバスミルクとして使える

思い切って、余った乳液を湯船に投入する方法です。
「そんなことして平気?」と思われるかもしれませんが、乳液は元々肌に使うものなので心配はありません。
しかも、乳液の保湿成分と油性成分がお湯に溶けこむことで、なめらかなお湯になり、お湯の熱による刺激も緩和されます。
特に冬場だと、お風呂上がり直後から肌がカサついてくるような乾燥肌の人も多いかと思います。
そんな方も乳液バスミルクで、お風呂上がりもしっとり肌を感じることができます。
「乳液をお風呂に入れるなんて勿体無い…」という方も、余ってしまった乳液であれば抵抗なく使えるかと思います。
乳液バスミルクで肌の保湿力が上がると、体温も逃げにくく湯上がりの温かさが続きます。
冷え性対策にもなるので、冷え性の方はぜひ試してみてください!
余った乳液の使い道③乳液ピーリング+顔剃りで角質ケア

お肌のゴワつきや、くすみでお悩みの方の代表的なスキンケアとして、ピーリングというものがあります。
ただ、敏感肌の方だとピーリング効果のあるスキンケアを使うと、摩擦などの刺激で肌荒れを引き起こしてしまう可能性があります。
そこで、おすすめしたいのが乳液ピーリングです。
これは美容家の小林ひろ美(@hiromi_kobayashi__)さんが提案したピーリング方法で以下のように行います。
洗顔後のお肌に乳液を塗り、お風呂の蒸気や専用のスチーマーなどを使って肌を蒸し、角質を柔らかくします。
柔らかくなった角質を蒸らしたタオル等で拭き取るピーリング方法
少し手間がかかりますが、湯船に浸かる前に塗って出る時に流すと楽に実施できます。
また、この時に顔の産毛剃りやメンズの方なら髭剃りを一緒にするとより効果が見られます。
乳液ピーリングによって浮いた角質をカミソリでしっかり除去でき、産毛と一緒に詰まった皮脂も除去できてしまいます。
これにより肌のトーンアップが期待できる他、ニキビの予防、メイク乗りも良くなります。
このことから、乳液ピーリングは女性にもメンズにもおすすめです!
しかし、女性の産毛剃りは毎日してしまうと肌に負担がかかり、逆に毛穴を開かせてしまうこともあるので頻度には注意しましょう!
余った乳液の使い道④メイク直しに使える

メイク用品は基本的に油性のものが多いです。
そのため、油分を含む乳液ならメイク直しができちゃいます。
乳液を丸めたティッシュや綿棒に馴染ませ、直したい部分にクルクルして使うと効果的です。
コットンに馴染ませて使うとファンデーションのヨレなども細かく直せます。
また、小さめの容器やジップロックなどを用意して乳液を入れておけば、持ち運びにも便利ですよね。
特に乾燥肌で、小鼻や目元のメイクが崩れやすい人には、うるおいを与えながらメイク直しできるのでおすすめです!
余った乳液の使い道⑤贅沢乳液パック

よく耳にする化粧水のパックとやり方は全く同じです。
2〜3枚のコットンに乳液を浸して、乾燥が気になる部分や全体に貼り付けましょう。
乳液パックをすることにより乾燥による毛穴の開き(たるみ毛穴、開き毛穴)が目立たなくなります。
また、乳液は水分と油分を同時に補うことができるので、肌の水分、油分のバランスが整い、くすみの解消も期待できます。
乳液パックはたっぷりの乳液を使って行うことが重要です。
なぜかというと水分は乾いた方へ移動する特性があるので、コットンが乾いてしまっていては、かえって肌の水分を奪ってしまうからです。
余った乳液であれば、たっぷり乳液を使ってしまうことへの抵抗感も少ないと思うので、たっぷり使えておすすめです!
余った乳液の使い道⑥乳液スクラブ

余った乳液を使って、自家製スクラブを作る方法です。
女性は肘や膝の黒ずみを気にされる方も多いと思います。
肘や膝の黒ずみは、古い角質が溜まって、メラニンがうまく排出されずに溜まってしまっていることが原因の一つにあります。
そんな方に乳液スクラブがおすすめです。
- 砂糖1:乳液3の割合で混ぜてスクラブを作る
- 角質や黒ずみが気になる箇所に塗布し優しくマッサージ
- 優しく拭き取って洗い流す
スクラブというと、塩を思い浮かべる方も多いかと思います。
もちろん塩でも作れますが、砂糖の方が保湿効果もあり、塩より溶けやすいので肌への刺激が少ないです。
また、この自家製スクラブは顔には刺激が強いものになりますので、ボディへの使用をおすすめします。
バシャバシャ使えるプチプラ乳液を紹介
本章では「乳液が余ったわけじゃないけど、ピーリングやパックをするのにバシャバシャ使えるコスパの良い乳液が知りたい」という方に向けて、プチプラで買える乳液を紹介しています。
無印良品 乳液・敏感肌用・高保湿タイプ

無印良品の乳液は、コスパも良く、幅広い年代へおすすめできる乳液です。
無香料・無着色・無鉱物油・弱酸性・パラベンフリー・アルコールフリーで敏感肌のことを考えて作られた乳液で、肌と同じ弱酸性なので、肌荒れもしにくいです。
僕は乳液ピーリングをするときは、この乳液を使っています!

他にも脂性肌向けのクリアケアシリーズやエイジングケアに特化したシリーズなどもあります。
▼無印の他の商品が気になる方はこちらで解説しています(メンズ向け)

キュレル 潤浸保湿 乳液

医薬部外品のキュレルの乳液は、乾燥肌や敏感肌の方におすすめです。
乾燥性敏感肌に特化したスキンケアなので、低刺激でどんな悩みを持つ人でも使いやすいです。
また、保湿力はしっかりあるのに、ベタつかない質感が使う人を選ばない乳液です。
アヌア ドクダミ 70 デイリー リリーフ ローション

肌の沈静効果の高いドクダミを70%配合した乳液です。
ベタつかず、ニキビや赤み、吹き出物等の沈静の効果が期待できます。
非常に軽い質感が水々しく、伸びもとても良いのでパックに浸して使うのにも最適な乳液です。
僕は、ベタつく乳液が苦手なので普段使いにはこちらを使用しています。

まとめ
本記事では余った乳液の意外な使い道と使用方法を解説しました。
最後に本記事の内容をおさらいしておきます!
- ボディミルクとして贅沢に使う!
- バスミルクとしてお風呂に入れて保湿ケア!
- 乳液ピーリング+顔剃りで角質ケア!
- メイク直しに使う!
- 贅沢乳液パックとして使う!
- 砂糖1:乳液3のスクラブでボディの角質&黒ずみケア!
案外知らない活用法もたくさんあったのではないでしょうか?
乳液を使いきれずに放置してしまっている人は、ぜひ試してみてくださいね!
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